映画「君の膵臓をたべたい」のレビュー

あらすじ

春、高校二年生の僕は、クラスメイトの山内桜良という少女が持つ“僕だけの秘密”を知ってしまう。普段は無口で無愛想な彼女が、実は余命が僅かということを。桜良自身はそんなことを知らない様子だが、そんな彼女を経験上「風邪ひとつで死んでしまうような脆さ」を持っていると僕は感じた。それをきっかけに、二人は「アイムノットセカオワ」というバンドのCDを聞いたり、懐かしい地図を使って旅行をしたりと、桜良の夢をかなえるための日々を送り始める。

感想

この映画は、主人公の高校生の視点から描かれた、少しきれいめの少女漫画を思い出させるような愛の物語です。悲しくて切ない中にも、心に響く素晴らしいメッセージが詰まっています。

高校生たちが自分たちだけの小さな世界で過ごす中で、偶然出会った桜良という少女を通じて、「大切な人とのつながり」や「いのちの尊さ」を再確認していく様子が、心に刺さりました。

また、音楽の使い方も良かったです。特に、劇中で何度か流れる「アイムノットセカオワ」の楽曲が、物語のテーマとマッチして、映画の印象をアップさせる重要な役割を果たしています。

評価

4点(5点満点)

まとめ

少し切なく、心に残る物語が好きな方や、青春映画が好きな方にはぜひ観ていただきたい映画です。主演の北村匠海上戸彩も、心に残る演技を披露していますので、作品の味わいを増幅させています。


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