『ターミネーター:新起動/ジェニシス』レビュー

ストーリー

人類とスカイネットとの最終戦争を描いた『ターミネーター2』から数十年後、サラ・コナーの息子ジョンを守るために送り込まれたターミネーター「T-800」は、過去の出来事を変えるために送り込まれた「T-1000」によって破壊されてしまう。しかし、新たなターミネーター「T-800」が過去のサラ・コナーを助けることで歴史が変わり、未来が変化してしまう。新たなるスカイネット「ジェニシス」が誕生し、ジョン・コナーはスカイネットから未来を救うため、同行者と共に過去へと飛ぶ。

感想

この映画は、過去のシリーズからの引用やオマージュ、そこへのインターテキストなど、ターミネーター・ワールドを構成するエッセンスを豊富に詰め込まれたSFアクション映画である。キャストも豪華で、ジョン・コナー役にはジェイソン・クラーク、サラ・コナー役にはエミリア・クラーク、そして過去から現れる「T-800」役にはシュワルツェネッガーが演じる。特にシュワルツェネッガーが再登場するシーンは圧巻である。また、映像効果やサウンドトラックにも注目したい。
ただ、ストーリーがあまりにも複雑で、設定も多岐に渡るため、理解するのに苦労する人もいるかもしれない。また、登場人物たちの心情描写が薄く、感情移入しづらい点もある。それでも、アクション映画としては十分に見ごたえがあり、ターミネーター好きには必見の作品であると言える。

評価

★★★☆☆


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