『君の膵臓をたべたい』感想レビュー

キャスト

主演:浜辺美波
相手役:北村匠海

ストーリー

主人公の“僕”(北村匠海)は、クラスメイトである山内桜良(浜辺美波)に、偶然自分が持っている『共病文庫』という日記帳の存在を知られてしまう。桜良が余命がわずかであることを知り、心配する“僕”は彼女に寄り添い、一緒に過ごし始める。やがて、二人は“僕”が通う高校の文化祭の準備を手伝ううちに惹かれ合い、恋愛関係になっていく。

感想

この作品は、病に苦しむ少女と彼女を支える少年の純愛物語である。ストーリーがそういったものであるため、前半は少女の死を感じさせるシーンが多々あり、切ない気持ちが込み上げてくる。しかし、后半は彼女の人生を存分に楽しむようなシーンが現れ、感動的なラストシーンで締められていて、物語全体を通して非常に心に響く作品となっている。

また、主演の浜辺美波が、少女の心情を見事に演じ切っていて素晴らしい。彼女が演じる桜良が、自分の病気を隠し通す強さと、同時に死を前にして生前最高の人生をエンジョイしようとする前向きな姿勢が、観る者の心をすくい上げる。

最後に、映像面にも注目したい。美しい街並み、イルミネーション、フェスの華やかな様子など、どのシーンも見どころがある。映像が美しい映画は、なんだかホッとできるような気がします。

評価

個人的には、ストーリー、演技、映像ともに申し分なく、感動的な作品だと思います。評価は10点満点中9点としました。ただ、病気を扱っているため、泣けるシーンは多めですが、ぜひ一度観ていただきたい映画です。

参考:http://kimisui.jp/


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