「ジョン・ウィック:パラベラム」レビュー

あらすじ

主人公のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、殺人の世界から抜け出したいと願っていたが、その願いは現実とならなかった。彼は自分が持っている全てを奪われ、愛する者も殺されてしまった。そして、ジョンは再び世界の暗黒で、復讐に燃えた男となり、殺すために動き出す。

評価

本作は、ストーリーの骨子が前作と変わらないものの、アクションの質、スタイル、ショットは、前作以上にパワーアップしている。特に、暴力的な戦闘シーンは血を凍らせるほどの迫力があり、見る者を魅了する。また、キアヌ・リーブスの演技も素晴らしく、ジョン・ウィック役を非常に魅力的に演じている。

映画の世界は、犬を大事にし、仁義を重んじるジョン・ウィックを中心に展開される。新たな敵や同盟者が増え、世界観が広がった。本作は、前作から続くストーリーの流れを追っているため、前作を見ていない人には少しややこしいかもしれないが、それでも十分に楽しめる。

総評

「ジョン・ウィック:パラベラム」は、圧倒的なアクションとキアヌ・リーブスの演技力で、見る者を魅了する映画だ。映像の美しさや音楽も素晴らしく、世界観をより深めることが出来ている。続編にありがちなハズレはなく、予告編以上の出来栄えで、見応えがある1本に仕上がっている。面白い映画を好む人は、是非とも観てもらいたい作品である。

原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum

製作国:アメリカ

製作年度:2019年

上映時間:131分


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