ストーリー
主人公の少年が、偶然クラスメートの少女の日記を見つけてしまう。そこで、少女が末期の膵臓がんであることを知り、二人は不思議な友情を育んでいく。物語は、少女が最期までの生きる意志を持ち、少年がその思いを受けとめるまでを描く感動作。
演出
映像は、色彩が鮮やかで美しく、とても印象的でした。また、ストーリー自体が感動作であるため、演出もそれを補うように丁寧であり、心に響くものでした。
出演者
共演者の中でも、主人公の少年役の北村匠海さんが特に印象的でした。内省的な表情が印象的で、映画の雰囲気によく合っていました。また、少女役を演じた浜辺美波さんの演技も、とても自然で感情移入しやすかったです。
総評
泣けるということで観た「君の膵臓をたべたい」でしたが、それ以上の深みを感じました。最期の力強い生きる意志を享受する二人のやりとりに、感情移入し、涙腺が緩んでしまいました。映像や演出、出演者の演技も素晴らしく、どこかノスタルジックで温かい雰囲気があり、心が温かくなりました。まだ観ていない方は、是非おすすめします。
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