レディ・プレイヤー1 ー映画レビューー

あらすじ

2045年、現実世界が荒廃した未来。ウェイド・ワッツ（ティム・シャラメ）は、大富豪ジェームズ・ハリデイが残した「オアシス」と呼ばれる仮想現実空間で生きるようになっていた。ハリデイが遺した3つの謎を解くことで、オアシスの支配者となることができると発表され、ウェイドも挑戦することになる。

評価

本作は、スティーブン・スピルバーグ監督が手掛けたSFアドベンチャー映画であり、その作品クオリティの高さがうかがえる。ビジュアル面は特に素晴らしく、オアシスの世界観が美しく描かれており、観客は本当にそこにいるかのような感覚に陥る。また、チェイスシーンやアクションシーンも非常に見応えがあり、一瞬たりとも目が離せない。

ストーリーについては、原作小説を忠実に再現しているという意見もあるが、それでもやや薄味に感じる部分もある。登場人物や関係性の描き方も、もう少し掘り下げられていても良かったのではないかと思う。ただ、SFファンならば楽しめる要素も多く、全体的には非常に魅力的な映画となっている。

まとめ

ビジュアル面の美しさやアクションの見応え、SFファンに楽しめる要素がたくさん詰まった『レディ・プレイヤー1』は、観る価値が高い映画だと言える。ストーリーに深みが欠ける部分もあるが、全体を通して楽しめる作品となっている。是非、劇場でその世界観を体感してほしい。

（レビュー：　山田太郎）