映画レビュー：ジュラシック・ワールド

あらすじ

30年前に起こった恐竜テーマパークのトラブルから20年後、ジュラシック・ワールドが開園した。パークは大成功を収めたが、そこに生きる恐竜は既に観客を飽きさせてしまっていた。そこで、新種の恐竜「インドミナス・レックス」の誕生が発表され、観客の興味を引きつけることになるが…。

感想

ジュラシック・パークシリーズの新作として期待された作品。恐竜のCGやスリル溢れるアクションシーンは素晴らしく、特にインドミナス・レックスが繰り広げるシーンは見応えがあった。

また、登場人物たちの演技も良く、物語に感情移入することができた。緊迫感溢れる状況の中での人間模様も見どころ。

ただ、物語自体は前作に対するオマージュが多く、オリジナリティに欠ける部分もある。また、恐竜の視点での描写があるものの、その割合が少ないのも残念。単純に面白い映画として楽しめるが、作品単体としての魅力はやや薄め。

評価

総じて、ジュラシック・ワールドは素晴らしい映画であるという印象。劇場で大迫力の恐竜の迫力を味わうことができる一方で、ストーリー面では前作の影響を強く受けたため、オリジナリティに欠けるという欠点もある。それでも、見応えがある映画として評価できる。