映画「La La Land」のレビュー

あらすじ

夢を追う若者ミアとセバスチャンが出会い、恋に落ちる。それぞれが目指すものに向かって大きな壁にぶつかりながらも、互いを支え合いながら進んでいく。

評価

本作はミュージカル映画として、斬新で鮮烈な印象を与える内容となっている。まず、踊りや歌を披露するキャストたちは、非常に素晴らしい演技力を見せつけている。特にエマ・ストーンは、主人公ミア役を演じることでオスカーを獲得するほどの演技を見せている。

ここに注目すべきは、物語の描写の仕方である。本作は、人々が「夢を追い続けることを恐れる」ことの危険性を、実に緻密に描き出している。今や一般的になってしまった「現実と夢の対立」というテーマであるが、本作はそれを奇抜なビジュアルと共に、描き出すことに成功している。

しかしその反面、最後の方の展開には少々の疑問を感じざるを得ない。どうしてここまで愛し合っていた二人が、最後には別々の道を進むことになってしまったのか。

総評

この映画は、観る人により差があると思われる。音楽や踊りが好きな人、夢を追い続けることを心から応援できる人にこそ、この映画を強くオススメしたい。また、エマ・ストーンやライアン・ゴズリングの演技力に魅せられたい人にも、十分に魅力的な映画だろう。

ただし、ストーリーの展開が急すぎる感じもあるため、納得がいかないという人もいるかもしれない。


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