『君の膵臓をたべたい』

ストーリー

主人公の僕は、同じ高校に通う山内桜良という女子生徒に「共病文庫」という日記を見られてしまう。彼女が膵臓がんであることを知る僕は、彼女の願いで「君の膵臓をたべたい」という小説に出てくるように、自分たちだけの物語を書き始める。物語を書くことで二人は独特な関係を深めていくが、やがて現実が二人を襲う。

演技・演出

主演の浜辺美波は、キャラクターのイメージ通りの内向的な演技を見せている。また、強がりながらも弱さを抱える山内桜良を演じた上白石萌歌も、自然な演技が印象的だった。特に、彼女の病気が発覚したシーンは、切なく心に残るシーンだった。監督の月川翔は、物語の雰囲気をしっかりと作り上げ、美しい映像が印象的だった。

感想・評価

この映画は、恋愛映画としてだけでなく、奇妙な友情や死というテーマも軽く扱われている。しかし、切ない気持ちや現実的な問題に直面したときの苦しさなど、感情が丁寧に描かれているので、心に響くシーンも多かった。また、音楽や映像も重厚な感じがして、観客を引き込んでいた。個人的には、ラストが少し突然感があったものの、全体的には素晴らしい作品だったと思う。
評価: 9/10

以上が『君の膵臓をたべたい』のレビューでした。


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