映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のレビュー

あらすじ

前作から14年後、世界は再び“使徒”と呼ばれる存在の襲来にさらされていた。主人公の碇シンジは、エヴァンゲリオンのパイロットとして戦いに身を投じる。しかし、新たな謎に迫り、壮絶な戦いの中で刻々と迫る結末を迎える。

感想

本作は、脚本・監督を務める庵野秀明氏が手掛けた「エヴァンゲリオン新劇場版」の完結編である。そのため、前作の世界観が重要な要素として描かれ、総集編のような感覚があるかもしれない。

しかし、それは決して悪いことではない。前作から14年という時間が経過しても、登場人物たちの心情や人間関係に変化が起こっていることが感じられる。また、新たな謎や展開も用意されており、最後まで目が離せなかった。

特に注目すべきは、映像表現だろう。前作から14年という時間をかけて、庵野秀明氏が徹底的に細部にこだわって制作したことが伝わってくる。電脳空間と現実のシーンの融合や、様々な色彩表現など、映像美には興味深い要素が満載である。

前作から14年という長い時間をかけて制作された本作。エヴァンゲリオンのファンはもちろん、映画好きなら一度は観ておきたい作品である。

評価

映像美：10/10
ストーリー：8/10
演技：7/10
音楽：9/10
総合評価：8/10

※このレビューはあくまで個人的な意見です。