『君の膵臓をたべたい』レビュー

あらすじ

主人公の僕は、クラスメイトである山内桜良から膵臓がんであることを告げられる。彼女は日記をつけており、過去の自分と僕との関係が描かれている。そして、彼女は「君の膵臓をたべたい」と言い出す。二人は最後の夏を過ごす中で、感情が深まっていく。

感想

本作は、吉田覚監督が手がけた同名小説の映画化作品である。恋愛をテーマにしているにも関わらず、ただ単純なラブストーリーではなく、山内桜良の日記を通じて過去と現在を交錯させ、人生の素晴らしさや切なさを描いている。また、青春時代を描いた作品でありながら、死と向き合い、自分自身と向き合うことの大切さを伝えている。特に、主人公の僕が山内桜良からの言葉や行動によって自分にとって大切なものを見つけ、変わっていく姿が印象に残った。

演技

主人公を演じた北村匠海とヒロインの浜辺美波の演技が光っている。特に浜辺美波の表情やしぐさが、山内桜良の繊細かつ強い人物像を表現している。

まとめ

『君の膵臓をたべたい』は、青春と死をテーマにした感動作である。泣き所が多く、特にラストシーンでは胸が締め付けられるような感動を覚える。映画を通じて、自分自身や周りの人を大切にすることの大切さを改めて感じさせられた。必見の作品である。

※レビューはあくまでも一個人の見解です