映画「君の名は。」のレビュー

あらすじ

新宿から遠く離れた田舎町で暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす高校生・瀧は、ある日不思議な夢を見る。翌朝目が覚めると、自分の体が入れ替わっていたことに気づく。二人は夢の中で会い、意識を共有し合うようになる。やがて、未曾有の災害が二人を分かつことになるが、二人の運命はすでに繋がっていた。

感想

本作は、入れ替わりというファンタジーの要素を取り入れつつ、同時に日本の伝統文化である神話を織り交ぜた物語となっています。また、男女の入れ替わりという設定が素晴らしく、魅力的なキャラクター描写がされています。

映像については、細部まで描き込まれた美麗な絵がとても印象的でした。音楽についても、RADWIMPSによるサウンドトラックが物語に寄り添い、印象的なシーンをより一層引き立てていると感じました。

物語は最初から最後まで、見る者を引き込んで離さない魅力的なストーリー展開が続きます。観終わった後には、温かい気持ちになれると同時に、深い感動が残りました。

評価

本作は、映像、音楽、ストーリー、キャラクター描写、全てが素晴らしい作品となっているため、満点10点中10点の評価を与えます。これぞ珠玉のアニメーション映画だと言えるでしょう。