あらすじ
主人公の八重樫太郎は、高校2年生の時、同級生の山内桜良から「余命が短いこと」を告げられる。桜良は病院から入手したがんのデータをオタク仲間と共有することで時間を過ごしていた。太郎と桜良は気が合い、一緒に時間を過ごすようになる。太郎は桜良の情報を、桜良の遺言に従って引き継ぎ、新しい学校で桜良が作った日記を偶然拾い、桜良があの時言った「君を見たいと思った」を深刻に考え始める。高校三年生の時、彼女からのおくり物を受け取るために再び桜良のもとに会いに行く。
感想
深いテーマを持つ青春映画でした。主人公の太郎と桜良の関係性が繊細で、自分自身の中に持っている感情や思いを抑え続ける二人の悲しさ、苦しさが見事に描かれていました。
特に、ラストシーンは印象的で、役者の演技に加えて美しい景色も相まって、胸にグッとくるものがありました。
また、映像美も素晴らしく、中国の奇岩や天空に映える雲海の撮影が見どころの一つです。
映画自体は相当に感傷的だという声もありますが、私は切実な人間の感情を描いた美しい作品だと思います。
評価
本作は、心打つ青春映画であると同時に、映像美も魅力的な作品だと思いました。ストーリーや演技にも定評があり、全体的に見た時の印象は素晴らしいです。私は10点中8点をつけます。
以上が私のレビューでした。
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