映画『シティーハンター』レビュー

あらすじ

東京を舞台に繰り広げられる、プロのボディーガードであり腕利きのガンマンでもある主人公・冴羽獠（さえばりょう）の活躍を描いたアクション映画。獠は、ある日依頼を受けた女性とともに探偵事務所を訪れ、依頼主を探す中で様々な事件に巻き込まれる。果たして獠は、依頼主を見つけることができるのか？

本作は、原作のファンも納得のアクションシーンが満載で、獠が魅せる奇想天外な技や戦術は目が離せない。俳優・成宮寛貴さん演じる獠は、原作のイメージにぴったりで、見事なアクションシーンを見せてくれた。また、温かみのあるストーリー展開も魅力的で、アクションだけでなくドラマチックな要素も充実している。

それに加え、映像や音楽も見どころの一つとなっており、迫力あるアクションシーンにぴったりの音楽が流れる中で、息を飲むような迫力のシーンに心奪われてしまう。

ただ、原作のストーリーを知っている人からは、一部の改変などが気になるという声もある。また、獠のパートナー的存在・槇村（まきむら）香（かおる）役の芦名星さんの演技が少し浮いているように感じた箇所もあった。

全体的に見ると、アクション好きはもちろん、ドラマチックな展開も含めて楽しめる作品に仕上がっている。原作ファンも納得の出来栄えであり、本作を見ることで『シティーハンター』の世界観にどっぷりとハマってしまうこと間違いなし。是非、劇場で堪能してほしい。

※この記事はフィクションであり、実在の映画に関するものではありません。