『君の膵臓をたべたい』レビュー

ストーリー

『君の膵臓をたべたい』は住野よるによる小説を原作とした青春映画で、主人公の高校生・僕(つんくし)と彼女の花(山崎賢人、浜辺美波) の出会いから始まる。 彼女は重い病気であり、余命が残り僅かなことを知ったところから、二人は自分たちが出来ることを探し始める。彼女が書いた『診察終了前の患者』という日記がキーとなり、二人の心をひと繋ぎにする。

映像・演技・音楽

映像は清々しく、海や日差し、春の桜の木などが印象的な美しいシーンが多数描かれている。演技も山崎賢人、浜辺美波の共演が相性ぴったりで、愛しさが詰まった演技に触れる。また、音楽も物語の重要なシーンに流れる時期の名曲が多用され、感動を誘う。

評価

『君の膵臓をたべたい』は、最後まで吸い込まれるようなジャンルやストーリーではないが、その面白さや展開に、途中から心を鷲掴みにされた続きを観たくなるような心地良さがある。映像や音楽が劇的な描写を補完し、共感しやすく悲しさや切なさがとてもよく伝わる。映画を観終わった後、感傷的な気持ちにはなるが、心に残る最高の心温まる感動作である。

評価:★★★★☆


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