映画「ルパン三世 THE FIRST」のレビュー

概要

「ルパン三世 THE FIRST」は、ルパン三世シリーズ初の3DCGアニメーション映画である。ルパン達が、伝説の秘宝「Bressonの日記」をめぐる冒険を繰り広げるストーリー。監督は、アニメーション映画『DUEL/デュエル』の西村義明。声優陣には、栗田貫一、小林清志、大塚明夫、亀山助清、沢城みゆき、リチャード・エプカー等が出演。

ストーリー

伝説の秘宝「Bressonの日記」を巡り、ルパン達が冒険する物語。ルパンや彼の仲間達は、フランス政府から盗まれた「Bressonの日記」の原本を奪い、そのままにしておくと、暴走する悪の組織「イル・メモリアル」の手に渡ってしまうと考え、日記を保管するフランスのアカデミー・ブルーシュの協力を得て、日記の復元を目指して行動を始める。しかし、イル・メモリアルの追手や、妨害工作を仕掛ける美女・ラバンダなど、ルパン達を待ち受ける困難は多い。

映像と音楽

本作は、3DCGアニメーションによる映像美が特徴的で、美しい背景やダイナミックなアクションシーンが印象的だ。音楽は、シリーズの楽曲を手がける大野雄二氏が担当しており、物語を盛り上げる音楽が流れる。

感想

本作は、シリーズ初の3DCGアニメーションによって生み出される、美しい映像が印象的である。また、ルパン達が繰り広げるアクションシーンや、ストーリー展開も見どころである。ただ、アニメーションとしての完成度は高いものの、一部のファンには、手描きアニメーションの方が好みのようである。声優陣も、シリーズファンにはおなじみの顔ぶれであるため、安心して楽しめる作品である。全体的に、本作はルパン三世シリーズのファンにはおすすめできる作品である。

参考：https://lpfsp.jp/lupin/